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詩人"名古きよえ”   

名古きよえ詩画展にて
ー故郷の自然と都市建築に魅せられてー
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私が通うエッセー教室の中の先輩に一人の詩人がおられる。
いつも楚々と座って、
とてももの静かな方で、口を開いても、優しさが滲み出てくる、そんな人である。
しかも、彼女の書くエッセーは、情感がこもり叙情的で私は惹かれることが多い。

過日、詩画展の招待状を頂き訪れてみた。
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河原町五条のギャラリーは、数々の傑作が展示され
その絵には詩が自筆で添えられていた。

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時世を表現したり、武器を戒めると思える言葉が
彼女らしく静かに、絵が訴えているように思えた。

何か宗教的なものを感じたので、お茶をいただきながら尋ねてみると学生時代に教えられた「本願」を信条としていると話された。
この言葉が、妙に私には印象に残り、
そうだ、名古さんから滲み出るものはきっとコレなんだ。

ギャラリーを後にしながら、「絵も描けて、詩が作れて、その絵に思っていることまで添えられ・・、
いいなあ・・・」なんて思いながら、鴨川のほとりを歩いたのだった。

c0072993_14124859.jpgその後、名古さんから「本願」について詳しく説明されたお手紙をいただいたのである。
《この世で幸せや感謝を感じて、生きること、それが他人に伝わる》と・・

宗教に拘わらず「本願」の心は、先祖からの教訓でもあり、日本人が持っていたい
仏教の心ではないかと私なりに解釈したのだが。


名古きよえさんのプロフィール
南丹市美山町生まれ 関西詩人協会 近江詩人会会員
京都女子大学文学部卒業 日本ペンクラブ、ラビーン会員
詩集「目的地」他5冊 日本詩人クラブ、地球、棚会員
1992年日本画を始める 彩画会 桜会会員
2004年「思い出」コートダジュール国際芸術賞
2006年「大地」日蘭交流栄光賞受賞、「名古きよえ詩画集」出版 


(このブログは名古きよえさんの了解をいただいています)

by taizann | 2007-07-22 15:06 | 友だち

京都楽友合唱団定期演奏会   

成功裡に終わりました
c0072993_133647.jpg2007年7月8日(日)14:00開演
 京都府民ホール アルティ
指揮 佐藤謙蔵 
ピアノ 平林知子
Ⅰ 歳暮への祈り
 アルカデルトのアヴェマリア他
  ソプラノソロ 津幡泰子
Ⅱ 混声合唱とピアノのための
  「初心のうた」
  作詞 木島 始
  作曲 信長貴富
ⅲ 中田喜直作品集「
  日本の四季の歌」より

  
実は団長を務める主人の命令で、私はいつもゆっくり聴くこともできない裏方なのです。
ちょっと裏方の話をしてみたくなりました。

当日は京都御所の緑もいっそう鮮やかに晴れました。
ホールは御所の蛤御門の向かいにあります。
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たくさんの人が聴きに来てださり、開演前には長蛇の列でした。


プロの合唱団とは違い、裏方はすべてボランティアなのです。
c0072993_121343.jpgちょっと紹介すると、もぎり、(チケットをもぎる人を言う)、
パンフを渡す人、当日券売り、座席預かり、プレゼント受付、
これらの係りを私は友人数人に声をかけるのです。
ありがたいことにみんな二つ返事で馳せ参じてくれます。
手馴れたもので手際よく私も任せっぱなしです。
この他にも
指揮者やソリストへの花束贈呈係、ステージマネージャー、ビデオや録音関係等など
すべて素人です。
中でも一番大変なのがプレゼントの受付です。
この規模の合唱団でも(出演40人)100個がいっときに集中するからです。
誰から誰へメモをつけ、終了時には出演者の手元に間違いなく渡るよう
気を配る必要があるからです。
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出演者が必ず通る楽屋の出口の階段に並べます。(番号と名前を書いたポスターと)
こうしても毎年必ず2.3個は残ったり、行方不明になるのですから不思議なんです。

終わると正直ほっとします。
手伝っていただいた友人にはいつもいつも感謝の気持ちでいっぱいです。
合唱団一同になりかわりお礼申し上げます。

                                  (↓の写真はHPより引用)
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裏方の話になりましたが合唱団の活動はHPでご覧ください。
音楽が流れる楽しいページです。

by taizann | 2007-07-13 01:07 | 友だち

最近出会った本   

茨木のり子著
c0072993_20464038.jpgブログを始めてしばらくしてからここのブロ友が、時々コメントに短い韓国語を入れて下さるようになったのです。日本語以外にももう一ヶ国語くらい話せたらいいかも・・・と思っていた矢先、
「韓国語は日本語とよく似ているから簡単らしいよ」との一言に軽くのってしまい
NHKのカルチャー教室に通い始めて1年余が過ぎました。なかなか思うように進まず、相変わらず悪戦苦闘の日々の私です。
そんなある日「ハングルへの旅」という本を読んで少々気が楽になりました。
何故なら著者は50歳から韓国語を勉強した方らしく、感性豊かな詩人である茨木氏と同じなんていうこと事態おこがましいのですが、韓国の言葉を通じて感じるいろんなことが、「全くそのとおり」と相槌を打ちたくなるのです。そして、自国の言葉を38年もの間もぎ取られ強制的に日本語での生活を強いられた韓国の言葉の悲しい歴史もあらためて知りました。
読むほどに共鳴できるところがたくさんありました。なかでも、東北弁と共通する部分が多いところなどは、私には嬉しい解説でした。
特に韓国に興味をもたれた方にはお勧めです。
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詩集もたくさん出版されているのですが、現代の嘆かわしい世の中にあって
後世に続く私たちに、ラストメッセージを伝えているような強い(意志)を感じる詩人だと思いました。

by taizann | 2007-07-03 22:49 | 読後感